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購入キットよもやま話:アオシマさんのTT2サンバートラック

Category: 購入キットよもやま話  Tags: キットレビュー  (アオシマ)  
アオシマサンバートラック レビュー1


農道のポルシェ。 
今回はアオシマさんのTT2サンバートラックをご紹介。

発売は2013年、突如として新金型で発表されモデラー各位がガクブルしまくったのも記憶に新しく、バリエとしてTV2パネルバン・WRブルーリミテッド等が後々に登場しています。

21世紀のこのご時世、誰が軽トラのプラモが発売されると思ったか…ww
もうBack to the Future Part IIのマーティ、10月に来ちゃうんだよ…。
マジでホバーボードは発売(お値段140万円)するし、自動で靴紐結べるシューズも発売されるっていうのに…。

良い時代になったもんやね。(遠い目)

まぁ模型人口がなだらかな下降曲線を描いている現在、こういうマニアック路線にシフトしていくことで逆に企業として収益が見込まれるのなら良きことに越したことはないでしょうし、いちモデラーとしてもとても嬉しい訳で。
この記事を書いている現在、静岡ではホビーショー2015が開催中で各社新製品情報が出てきてるんですけども、やはりどちらかというと新型車よりも過去の名車が掘り起こされて企画されているという感じで、企業にとっても人気未知数なニューモデルを手掛けるより、安定したパイのある名車の方が売り上げを見込めるというのは至極全うな方向性なんですよね。
ただ、売り上げがほぼ国内市場のみになるであろう軽トラを新規モデル化したことは英断であることに違いなく…。

一見マニア路線に走ることでかえって全体のパイを縮小させたり、新規モデラーが増えないんじゃないかーなんて懸念する意見もありますが、中々どうしてこの方向性にシフトしたあたりからどうもプラモを作る人が増えているような気がしないでもないような気がするんですよね。
ややこしやーややこしや。

艦これとかもあってスケールモデル全体への注目度が上がってきてるのもありますが、それらのブームの中で唯一来てないとも言われるクルマ関係でも徐々に増えつつある感じがします。
実はマニア路線といえども、今までメジャー選定では拾えなかった箇所を虱潰しにしていくという見方もできるので、今まで興味のなかった・興味があっても手が出なかった人達の開拓ということにも意外と繋がってるのかなーなんてぼんやりと考えております。

…前置きがスゲー逸れましたが、このサンバー、ボディをバラバラにパーツ化することでパネルバンハイルーフとの金型一部共通化を行い、更に今までの軽トラプラモでは考えられない精密化が図られています。


アオシマサンバートラック レビュー2


こんな感じでバラッバラ。


アオシマサンバートラック レビュー3


各パーツを見ていきましょう。

スジ彫りは意外と薄目。
全体的な面出しもしておいた方が良いような感じです。

ってかコレ、よく抜けるな…。
恐らくスライド金型なんでしょうけど、技術の進歩を感じますねー。

複雑な形状が故にパーツの精度としてはちょっと微妙なようで、ここで難儀しているモデラーさんをよく見かけます( ´・ω・)


アオシマサンバートラック レビュー4


こちらは荷台部分。
細かいヒンジのモールドもキッチリしています。


アオシマサンバートラック レビュー5


アップ。

両脇ダボ穴でサイドを箱組みしていくんですけど、こんな小さい場所にちゃんと穴が開いていることにやたら感動したり。


アオシマサンバートラック レビュー6


パネルバンの場合は荷室部分やハイルーフ天板等の専用ランナーを別に設け、こちらのランナーの顔面と内装以外はパネルバンでは不用品扱いとなっています。


アオシマサンバートラック レビュー7


荷台裏面パーツ。
こ、細かい…。

こういう箇所をなあなあで済まさないところに執念を感じます。


アオシマサンバートラック レビュー8


こちらは内装。
何処となく雰囲気がタミヤさんっぽいかも。

ちなみに箱絵にも描かれているAピラーのグリップパーツは無し。
それ言ったらシートベルトとかも再現しろってことになっちゃうし、そこら辺は各位頑張ってくださいってことなんでしょう。


アオシマサンバートラック レビュー9


恒例のダッシュボードモールドチェック。

流石にバシッとしてます。
スイッチパネルはデカールが用意されてるので、お手軽に精密感が出せそうですね。


アオシマサンバートラック レビュー10


シャーシとそれに関係するパーツ。

EN07エンジンも再現されてます。


アオシマサンバートラック レビュー11


もうこの並びだけでも圧巻。

塗装が捗りますなぁ…。


アオシマサンバートラック レビュー12


果たして今迄、これほどホイールの裏側が再現されたスペアタイヤがあっただろうか。

搭載した時には裏から覗くかたちとなるので、裏側のこっちが本来見える面なんですよね。


アオシマサンバートラック レビュー13


こっちが裏となる表面。
ややこしやーややこしや。

ジオラマとかに流用するのも良いかもですね。
…自分は軽量化のために外して大事にとっておきますww

地味に隣にあるラジエターの造形も凄い。
あと全体的にポッチ(ホイールの左右にある不要部分)が少なくなってても十分細いところや細かいところにプラが回るようになってるのにも技術の向上を感じます。
同社AE86とかポッチの数が物凄かったですからね。


アオシマサンバートラック レビュー14


クリアパーツ。
バイザーがちゃんとパーツ化されてるのは1/24では初…?

このサイドガラスの合いがすこぶる悪いと聞きましたが、単純な造形なのでいっそのこと透明プラ板とかで置き換えちゃってもいいのかも( ・ω・)

左下はサンルーフ…ではなくて、パネルバンリア用でトラックでは不用品扱いです。
素で間違えました、ハイ。


アオシマサンバートラック レビュー15


ホイール・タイヤと裏に仕込むポリキャップ。

タイヤはヨコハマ JOB RY52。
ホイール直径は13㎜ちょいで11インチ相当。
純正ホイールサイズは12インチなのでちょっと小さいかも。


アオシマサンバートラック レビュー16


前後リフレクターやサイドミラー面はメッキとなっているのが嬉しいところ。


アオシマサンバートラック レビュー17


あとはフロントガラスのマスキングシールとデカール。


アオシマサンバートラック レビュー18


デカールはやや色味の強いシルクスクリーン印刷っぽいですね( ・ω・)

ナンバーフェチには堪らない事業用軽ナンバー。
デカールだとほとんど無いんですよコレ。


アオシマサンバートラック レビュー19


最後に組み立て説明書から。

担当者の狂気 執念さえ感じる密度。


アオシマサンバートラック レビュー20


こんな感じで実車さながら、フレームに組み付けていく方法。
正直、シャーシだけでも十分鑑賞に堪えるレベルとさえ思います。

例えるなら、「タミヤさんがサンバーを90年代ガチクオリティで企画したらこうなるんじゃね?」ってな印象。
良くも悪くもアオシマ1/24スケールの雰囲気ではない感じは、一応ランナーごとにAやB等のアルファベットタグ付けはあるものの、全体のパーツ番号が通しで付けられていることからも窺えます。

たかが軽トラと侮ること無かれ。
アオシマさん近年の本気が感じられるこのキット、皆様もお一ついかがでしょうか。

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※制作記まとめはこちら→ アオシマTT2サンバートラック制作記
※完成品はこちら→ 完成品:TT2 サンバートラック
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テーマ : 模型・プラモデル    ジャンル : 趣味・実用

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さんさんろく

Author:さんさんろく
変態ドリ車好きのへなちょこアマチュアカーモデラー。
インスピレーションのままに、好き勝手に作っております。


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