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自由気ままに作った1/24カーモデルの資料とまとめ

完成品:PR95 ベレット1800GT

Category: 完成品 > フジミ  Tags: 完成品  いすゞ  フジミ  
フジミ PR95 ベレット1800GT 1


日本モータースポーツの夜明け。 
今回制作いたしましたのは、フジミさんから発売されていたノスタルジックレーサーシリーズNR-12「いすゞ ベレット1800GT」でございます。

実車は先に発売されていた前期型から、フロントマスク・リアテールランプの形が変更されて1971年に発売。
そもそもGTは1964年から、更にサルーンはその前年の63年から販売されており、70年代車と言えども外観は60年代の雰囲気を色濃く残すデザイン。
これ自体もいすゞ車の特徴でもある、開発費不足から市場の変化に柔軟に対応できなかった故の苦しい長期生産の名残りで、70年代に入ってからは販売台数を減らし、73年の排ガス規制により販売を終了。
同社フローリアンに至っては67年から82年まで販売してましたからね。
2回のマイチェンがあった事を差し引いても60年代のクルマが80年代まで売られていたもの悲しさたるや…。


ベレGと言えば有名なのがGT typeRですが、販売期間の中では後期に位置しており、初期から活躍していたGT共々日産スカイラインと鎬を削る動力性能で、日本モータースポーツ黎明期に活躍した車種の一つと言えるでしょう。

どうしてもそのGT typeRが印象として強いためか、後期ブラックマスクは比較され野暮ったさで敬遠されがちではありますが、個人的にはベレGと言えばこのアクが強めなフロントマスクに魅かれるんですよね。

元々他社とは異なる独特のボディデザインが多いいすゞ。
卵の殻がモチーフとなった60年代調の外観に、ディスクブレーキやラック&ピニオン式ステアリングなど当時としては先進的な機構を投入、更に70年代の過装飾な前後の顔つきを与えられ、変態度が増した 唯一無二な雰囲気となったこのクルマは、その動と静を表しているようにも思えます。

思えば70年代のクルマって、外観はメッキ多様な「佇まいにおける高級感」に全振りしたようなのが多かったですよね。
どっしりとした体躯、でも中身は(排ガス規制で辛かったけど)頑張りましたみたいな。
これって現在の外観は「やってやるぜー!」みたいな方向性とは似てるようで似てない、前者は動と静で言うところの「静」、後者は「動」を重要視しているような気がします。
ちなみに80年代は…「直線を基調とする、女性にモテそうなナウでヤングなスタイリッシュさ」ですかね。


フジミ PR95 ベレット1800GT 2


キットは2004年に同社117クーペS124Aサバンナと共に発表された新金型旧車群の一つ。
1/24ではそれまでモデル化が無く、リリース前にはフジミさん特有の「新金型キットのクオリティにバラツキが出る」事への若干の不安を抱かれたりしたものの、蓋を開けてみれば寧ろこちらは出来が良い方で、基本的に制作に関してはそれほどストレスなく組み立てられる部類に入ると思います。

それでも気が抜けないのがフジミクオリティ。
説明書にはテールランプの塗装指示は一切言及がなく、また室内の塗装全般に関しても指示は非常に簡略化されています。
ここら辺は117クーペやサバンナも同じですね。

一応制作にあたっては画像検索レベルで構わないと思うので、前もって実車の画像を用意しておくことをお勧めします。
箇所としては、ダッシュボード・シート・ドア内張り・テールランプ・フロントマスク・各種外装小物…辺りでしょうか。

あ、Bピラーの真ん中も本来はボディ同色なのを、説明書ではシルバー一辺倒になってるのも注意する場所ですね。

リリース当初は1600GT typeR・1800GTのそれぞれ前期と後期、計4タイプのキットがバリエーションとしてありましたが、最新版では全て纏められコンパチキットとして販売されています。

ホビーサーチ  フジミ いすゞ ベレット 1600GT-R/1800GT

Amazon.co.jp 1/24 インチアップシリーズNo.86 いすゞ ベレット 1600GT-R/1800GT



ちなみにフロントマスク左の「DOHC」のバッジは1600GT typeRのみに掲げられるもので、1800GTでは無印となりエラー。
本作では117クーペの1.8L DOHCエンジンに載せ替えてるという設定で敢えて残しております。
決して完成後に気付いたとかいうことではない。
断じてない。



フジミ PR95 ベレット1800GT 3


このキットの特徴として何故か他のフジミ製ボディと比べて異様に断面が分厚く、その為にフェンダー付近がおもちゃっぽく見えてしまうので、ここをきっちりとうすうす加工してあげると非常に見栄えが良くなります。

リアフェンダーは形状としてそれほど下げていなくてもタイヤやホイールに被りますし、ましてや私の場合は限界まで下げていますので気合で加工。
表に貫通するギリギリ、紙一枚程度の薄さにしてもそんなに違和感がないくらい元が分厚いですww
またその分厚さの影響か、全体的にパネル面に細かいうねりが見られたので、全体をヤスリで皮むき。
こちらはそんなに気にするレベルではなく、普段行う表面処理程度で十分だと思います( ・ω・)

あとは左右側面の肩に当たる部分、窓のちょい下のトップラインがやや角ばりすぎていると判断し、こちらもヤスリでガリガリ削って滑らかな感じに。

ボディはキャビン部分が低めでチョップド気味な印象もありますが、完成するとそれほど違和感はないですね。


PR95 ベレット1800GT 3-min


ボディカラーは水性ホビーカラー51番ガルグレー。
隠蔽力があまりないので、下地にMr.カラー8番シルバーを塗装。
元々の塗料が薄めで、結局リターダーを投入するのを忘れる始末。
研ぎ出しが地味に大変+その割には平滑度がイマイチという散々な結果に…。


クリアーはいつもの水性ホビーカラー30番クリアーを使用。

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主な改造点は
・チンスポイラー・ロールバー・マフラー・ラジエター制作
・リアシート取り外しドンガラ化
・ホイールはアオシマさんのADVAN A3A(14インチ)に変更
・タイヤはアオシマさんの旧19インチ用引っ張りタイヤを長さ&幅詰め

アンテナはキット付属パーツの根元形状が大きく幾分野暮ったさがあったので、アオシマさんのDR30スカイライン用をやや加工して流用。


フジミ PR95 ベレット1800GT 5


ドリフト仕様として作ったものの、実車だったら勿体無さすぎ。
なので、グリップもしくはジムカーナ仕様と適当に解釈していただけると有難いです( ˘ω˘)
しかしめちゃくちゃ車高低いな…ww

※制作記まとめはこちら→ フジミベレット1800GT制作記
※キットレビューはこちら→ 購入キットよもやま話:フジミさんのベレット
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変態ドリ車好きのへなちょこアマチュアカーモデラー。
インスピレーションのままに、好き勝手に作っております。


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