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購入キットよもやま話:タミヤさんのRS13 180SX

Category: 購入キットよもやま話  Tags: キットレビュー  (タミヤ)  
タミヤ180SX レビュー1


いつの間にかスポット生産になってたでござる。 
今回はこちら、タミヤさんの180SXを扱っていきます。

タミヤ180SXは実車が発売されたのと同年、1989年に初版が発売。
フジミさんからも同車種が発売され見事にバッティングはしたものの、タミヤは安定したクオリティのノーマルキット、フジミはホイールやエアロパーツ等の追加を行ってライトチューンのバリエ展開と、90年代中盤辺りまではそれぞれ現行キットとして模型店の棚にそれぞれ並んでいました。

その後フジミ180SXが中期型に改修されるとほぼ同時期にタミヤ180SXはひっそりと絶版。
フジミさんが中期・後期、タミヤさんが前期といい感じに住み分ける筈なのに、なぜかタミヤさんは180SXをシリーズラインアップから落としてしまいます。
ちょうどこの時は「カーモデルは売れない」と一番言われていた時期で、やや後にフジミさんの方も俗に言う暗黒期へと突入し、クオリティが安定しない迷走期へと突入します。

そして2007年、R30スカイラインと同タイミングでこちらも再販。
この時R30と併せてパッケージが黒背景へと変更。
一時絶版となるまでは白背景の箱絵で、キット内容に関しては変更点はなし。

2007年以降は追加生産が行われたのか在庫がダダ余りだったのかは不明ですが、店頭に並ぶ機会が不定期にあり、私が入手した今キットもしばらく経った2013年の年末に購入しております。

2015年現在ではタミヤ公式ページでもスポット生産品扱い。
店頭在庫もほぼ無くなっていますが某オークションでも取り扱いはありますし、場合によっては絶版前のキットも手に入れることが可能なためにプレミア価値はそれほどなく、値段もそんなに上がってないですけどね( ・ω・)


タミヤ180SX レビュー2

タミヤ180SX レビュー3


ボディ形状はこんな感じ。

キットは前期の1.8Lモデルが再現されており、金型設計は今から26年前と言えどもそこは世界のTAMIYA。
金型の劣化による荒れもなく、寧ろ状態は非常に良いようですね。


タミヤ180SX レビュー4


ちなみにリアテールランプ以外の灯火類にクリアパーツは無く、全てボディにモールドされた状態。
リトラクタブルライトの開閉選択もなし。

…ここら辺は昔のタミヤさんの癖というか、この時期はちょい前にトレノGT-Zやシティのスナップキットとかが発売されて、ディスプレイモデル移行後から更に簡単に組み立てられるように少ないパーツ数構成が考えられていた時期なんですよね。
例えばこれより前の金型設計のフジミさんやアオシマさんでも、比較的小さなパーツもクリアパーツ化しているキットがありますので、この80年代末期は各社方針の違いが朧げながらそれぞれに見られた年代でもあるように思います。


タミヤ180SX レビュー5


横から見るとこんな感じ。

以前制作したフジミ180SXと比べると、ガラス部分が広いような…。
ボディサイド、ドアのところも薄いような気がします。

ちなみに全長・全幅・ホイールベースを毎度のことながら比較してみると、1/24換算で全長:-2.0㎜・全幅:+1.5㎜の変化があり、気にならないレベルで若干の変化が加えられています。

ホイールベースに変化はなし。
パッケージには全長188㎜とあるので、それだと差は-1.0㎜程度ですね。
恐らくフロントのナンバープレートの厚みでちょっと伸びるんだと思いますww

全体的にやや平べったい印象を持たせたのかなーという感じでしょうか。
全長が短かったのは意外です。


タミヤ180SX レビュー6


ここからは各ランナーを見ていきます。

こちらは一部足回りと内装パーツのAランナー。


タミヤ180SX レビュー7


恒例のインパネモールドチェック。
細かいスイッチ類もしっかりしていますので、塗り分ければかなりいい感じになるかと思います。

左右ハンドル選択式で、ウインドーディスプレイ基部モールドはちゃんと右ハンドルのみになっています。


タミヤ180SX レビュー8


内装はバスタブ式。

タミヤさんの方でもドア内張りはモールドがかなり省略されてますねぇ…( ´・ω・)


タミヤ180SX レビュー9


こちらはシャーシのBランナー。

フジミさんと比べると全体的にモールドがシャッキリしている印象。


タミヤ180SX レビュー10


特にリアメンバー関係はサスペンション・ディスクブレーキまで合わせると計5種類のパーツで構成され、再現度はこちらの方が上。
逆に車高を下げる際には難儀しそうとも言えますけど。

…でもまぁフジミキットとは異なり、サスペンションとブレーキパーツがそれぞれ別になってるだけでも有難い構成ですww


タミヤ180SX レビュー11


同シリーズのS13シルビアとパーツやランナーを共用しており、右のDランナーは180SX専用に追加されたもの。
Aランナーにもステアリングパーツがありますが、あちらはシルビア用で180SX用はこっち。
微妙にセンター部のデザインが違うんですね。

ホイールはドアミラーの鏡面部分と共にメッキ仕様となっており、直径が約16.8㎜でインチにすると大体14.5インチ。
実車が15インチなのでやや小さめですね( ・ω・)

今迄のキット紹介でもタミヤさんのホイールはやや大きめに作られていることが多かったので、半インチ小さめっていうのは結構珍しいかも。


タミヤ180SX レビュー12


タイヤ銘柄はBRIDGESTONE POTENZA RE71。


タミヤ180SX レビュー13


デカールも180SX専用。

ウインドーディスプレイは55㎞/hを表示。


タミヤ180SX レビュー14


最後にクリアパーツのEランナー。
こちらも180SX専用。

テールランプ周囲の黒縁取りはフジミさんと比べると、こちらの方がやや太めで癖がある感じ。


以上で全パーツです。

先述したように全体のパーツ数を抑えながらも、効果的なモールドと構成で完成後はパリッとしそうな印象。
スポーツに振った後期型、曲線的なデザインとして一番纏まりのあった中期にそれぞれ実車・模型共に人気が集まりがちですが、ギリギリ80年代の香りが残るフロント造形の前期にも独特の良さがあると思います。
フジミ180SXが中期に改修された現在、唯一の前期型キットとして、ワンオーナー極上車再現ベースまたは90年代黎明期のドリ車再現ベースとして、その価値を存分に発揮してくれることと思いますよ( ・ω・)

※このキットをベースに、シルエイティにした制作記まとめはこちら→ タミヤ180SX改シルエイティ制作記
※完成品はこちら→ 完成品:RS13 シルエイティ
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テーマ : 模型・プラモデル    ジャンル : 趣味・実用

Comments

好キット! 
私も旧版ひとつ積んでいます。
フジミと比較すると、結構いろいろ違いますね。一番は、テールランプがタレ目のところだと思います。
しかしながら、制作時間がないので眺めるだけでは分からないことも多そうです。
 
>DUCKさんへ

以前フジミキットを制作しておりますが、仰る通りやはりメーカーの印象の違いが出てますね。
特にどちらが勝っているということではなく、それぞれが良さを持っている感じです。

それぞれの特徴を生かしつつ、並べた時にその違いを楽しむのも面白そうですね(`・ω・)

お忙しそうですがご無理などなさらないよう、ご自愛くださいませ。

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変態ドリ車好きのへなちょこアマチュアカーモデラー。
インスピレーションのままに、好き勝手に作っております。


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