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自由気ままに作った1/24カーモデルの資料とまとめ

完成品:S13 ワンビア

Category: 完成品 > タミヤ  Tags: 完成品  日産  タミヤ  
タミヤ S13シルビア改ワンビア 1


アートフォース。 
今回はタミヤさんの1/24スポーツカーシリーズNo.78"ニッサン・シルビアK's"のキットをベースとして、顔面を同社から2007年に再販された同シリーズNo.88"ニッサン180SX"とニコイチしたS13ワンビア制作いたしました。

S13シルビアの1/24スケールプラモデルはタミヤ・フジミ・アオシマの3社から発売され、全て現行商品。
タミヤさんは実車が発売された1年後の1989年、兄弟車180SXの登場時に同様に内装・シャーシを共用してS13シルビア・RS13 180SXをリリース。
フジミさんは更に1年後の1990年にシルビア・180SXをリリースし、シルビアに関してはどちらも一度も絶版になる事無く生産されています。

またアオシマさんは後発の2006年に新規発売され、こちらはそれよりも前にキットになっていたS15のシャーシを流用。
全長とホイールベースが2㎜程長い状態となっています。

シルビア単体で見てみると、タミヤさんは前期型をモデル化しており、前期ノーマルを作るに適した内容。
フジミさんは過去多くのバリエーションキット展開を行っていますので、前期のノーマルからライトなチューニング、または345チューンシリーズ等でのブリスターフェンダーバリバリな仕様まで様々。
アオシマさんは近年のチューニングパーツを同包したバリエキットを展開しており、純正ホイールが無いものの唯一の後期キットも存在し、またSR20DETエンジン再現キットやヘッドライトの角目・プロ目をきっちり作り分けられるのも特徴ですね。
フジミさんのはボディ側のヘッドライトハウジングモールドが角目、レンズが角目・プロ目の選択式。

タミヤさんとフジミさんは若干金型がお疲れ気味ですが、ボディの雰囲気はどちらも良好。
タミヤボディの方が全体として全高が低い印象を受けますね。

アオシマさんはエッジが角ばるいつもの癖が出てるのに加えて、先述したS15シャーシの影響で前後方向に延びちゃってますが、変に細部まで比較しなければ違和感はありませんし、何より近年のパーツ割(先述の角目・プロ目選択とかバンパー別体とか)でエアロ等のチューニングパーツが豊富なのが強みです。

ホビーサーチ  タミヤ ニッサン シルビアK`s

Amazon.co.jp タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.78 ニッサン シルビア K's プラモエル 24078



ホビーサーチ  フジミ NISSAN S13 シルビア K`s `88


ホビーサーチ  フジミ ニッサン シルビア K`S (S13)

Amazon.co.jp フジミ模型 1/24 インチアップシリーズ No.159 ニッサン シルビアK'S S13 プラモデル ID159



ホビーサーチ  アオシマ ニッサン PS13 シルビアK`s `91

Amazon.co.jp 青島文化教材社 1/24 ザ・モデルカーシリーズ ニッサン PS13 シルビア K's 1991年 プラモデル No.13



タミヤ S13シルビア改ワンビア 2


同じニコイチ車両ではシルエイティの方が認知度や人気があったせいか、1/24においてもシルエイティはフジミさんから発売されてる一方、ワンビアのキットは皆無。

それでも180SXが現状発売されているところから選ぶとフジミベースが妥当な判断ですが、今回自分は前期顔面で作りたかったのと、以前作ったシルエイティの制作も兼ねていましたので、中期への金型改修で絶版となったフジミ前期180SXキットを探すか、スポット生産のタミヤキットしか選択肢は無く、構想を練ってる時にたまたまタミヤさんのが再販されて購入・制作に至ったっていう経緯。
色々と弄るんだったらフジミで合わせるか、顔面フジミ+尻アオシマの組み合わせなんかも良い感じになりそうなところを、一番弄り辛そうなタミヤを前後選ぶあたり、やっぱ天邪鬼だなーと我ながらに思うのであります…ww

出来る事なら2006年のアオシマさんの発売時に後々の諸々バリエーションも勘案してS13系で新規にシャーシを作っておけば、ワンビアも出た可能性が無くも無いって考えると非常に惜しいなぁと素人ながらに思う反面、逆に現状S15シャーシを流用したのなら何故他のS13系やホイールベースが同じS14前期後期を発売しなかったのかという疑問も残ります。

単純に他社とのバッティングを避けたというのならS13シルビアのリリースについて説明が付かないですし、その近辺にリリースされたFC3SサバンナRX-7やAE86レビン・トレノも他社とバッティングするうえに、80年代に製造されたクルマを(一部は既存金型を流用するとはいえども)2000年代に新規リリースしてくる酔狂な事もしないはずです。

これはあくまで個人の推測の域を出ませんが、アオシマさんのS13シルビアを含めた一連の80年代車新規リリースは当時隆盛だったD1やドリ車にターゲットを絞って拡充を進めていったものの、採算性によって道半ばで途絶えてしまったのではないかという事。
残念ながら事実これら以降、ドリ車をモチーフとしたパッケージングはほぼ新規で出ることは無く現在に至っています。


タミヤ S13シルビア改ワンビア 3


ただ仮にたらればの話としても、S13系の中では一番人気が無かったワンビアがキットとして出る可能性は非常に低かったとは思いますけどもね…(;^ω^)

ドリ車のパッケージングキットが無くなろうとも、そしてどんなに不人気車であろうとも、(自分が思うに)カッコ良くする為に努力と気合とちょっとの技術でカバーするのが私のモットーではありますが、実際ワンビアはリトラクタブルライトのモーター重量やオーバーハング自体が長くなる影響で、シルエイティと比べると90年代当時からそれほど数もいなかったクルマっていう印象でして、顔面をぶつけて直す際にも寧ろシルビア顔より高くつくので、正直その独特のスタイルくらいしかアドバンテージは無いのですが、シルビアのべったりとした全高の低さを更に際立たせる180SXノーズとの組み合わせによる全体のエグさは、他のドリ車を探しても中々無い、「低さこそ正義」「無駄こそ正義」なドリフトの真髄をまさに体現するようなスタイリングだと思うのですよ。

ちなみにワンビアで真っ先に思い浮かぶのがD1選手の内海さんの昔のブルメタ車両。
D1だと他には黒井さん・吉田さん・一柳さんあたりが一般への認知度を高めた立役者ですかね。
そして全員が関西勢っていう。


それに加えて前期純正バンパーを携えたワンビアってのもまた、基本コンポーネンツは定番車なのに外観は独特な個性を持つクルマの雰囲気になったかなと自賛しております。


タミヤ S13シルビア改ワンビア 4


顔面接合に関してはAピラーからドアのスジ掘りに沿う方法ではなくAピラーの延長線、ピラー根元とフェンダーのプレスライン上を結ぶ線で切断。
この方が表面処理もやりやすいですし、精度も出やすいですからね。
…変なとこで切っちゃうとノーズが下向いちゃったり左右で歪んじゃったりとかあるんですよ。

ボディ厚みも薄く成型されてますので加工に関してはフジミさんより楽かなーと思う次第です。

キットとしての作りやすさはごくごく一般的。
トランクやバンパーのうねりやヒケに対しての表面処理、窓枠へのスジ彫りの追加を行えばシュッとした印象になります。
逆に標準的なタミヤキットの感覚で取り組むと若干面喰らうような印象ですね。

それ以外の主な改造点は
◆ インタークーラー・ボンネットダクト・ロールケージ・GTウイング・リアディフューザー・マフラー・ドンガラ内装・ステッカーを自作。
◆ 運転席シートはアオシマさんのAZ-1純正を流用加工してフルバケットシート化、助手席はフジミさんの板シャーシ汎用シートを流用
◆ フロントカナードはアオシマCZ4AランエボⅩ用を流用
◆ フロントリップは180SX前期純正を小加工後、更に下部にタミヤJZA80スープラ純正スポイラーを加工して取り付け
◆ サイドステップはフジミS15シルビア純正を形状加工して取り付け
◆ ドアミラーとステアリングはアオシマさんのドリフトパーツセットから使用
◆ リアフェンダーのみ叩き出し、前後フェンダーは若干のアーチ上げを敢行
◆ タイヤは2㎜厚ゴム板からの自作、ホイールはフジミさんのRSワタナベ エイトスポーク前輪用(15インチ)をプラ板巻きリム加工で17インチ化+1㎜プラ棒でロングナット化
◆ フロントメンバー上げ加工

ホビーサーチ  フジミ RSワタナベ 浅リム 15inch

Amazon.co.jp フジミ模型 1/24 THE★ホィールシリーズ TW30 15inch RSワタナベ 浅リム



リアフェンダーのみ叩き出したのは、シルビアと比べると180SXの方がややデフォルメされて全幅が広く、全体の印象として辻褄を合わせるため。
前後フェンダーアーチ上げは折り返し部分を切除した程度で、1㎜以下のごく僅かな変化量です。

ボディカラーはガイアカラー011フラットホワイトを使用し、タミヤカラーXF-86フラットクリヤーのコートでつや消しホワイト仕様。
ガイアカラーは隠蔽力高めですが、それでもやっぱり透けやすいホワイトですから、予め下地をきちんと作っておくのは大事ですね。
ものぐさな自分は下地作らずに塗ったため、ムラがなかなか消えずに後で超後悔しましたとさ。

ホビーサーチ  ガイアノーツ 011 フラットホワイト

Amazon.co.jp ガイアカラー 基本カラー 011 フラットホワイト



タミヤ S13シルビア改ワンビア 5


リアディフューザー翼端は海外車両を参考に、ちょっとアレンジしてアルミ板を加工してビス留めしたような感じに。
ホイールも初めてのプラ板2枚巻きでリム増し&2インチアップに挑戦してみましたけど、違和感もそれほど無く仕上がって一安心っす。


◆ おまけ

同じくタミヤベースのシルエイティと2ショット。


タミヤ S13シルビア改ワンビア 6

タミヤ S13シルビア改ワンビア 7


どうやら車高に関しては、ホイールをどのインチにしようが好みのベスト位置に無意識に合わせてしまう性分なようです(;´・ω・)


※制作記まとめはこちら→ タミヤシルビア改ワンビア制作記
※キットレビューはこちら↓
購入キットよもやま話:タミヤさんのS13シルビア
購入キットよもやま話:タミヤさんのRS13 180SX
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テーマ : 模型・プラモデル    ジャンル : 趣味・実用

Comments

 
コイツは間違いなく本物だ
 
>カープラ人間 様

ありがとうございますー。
色々と細かいところに粗のある拙作ではございますが、お褒めいただき恐縮ですー。

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さんさんろく

Author:さんさんろく
変態ドリ車好きのへなちょこアマチュアカーモデラー。
インスピレーションのままに、好き勝手に作っております。


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