購入キットよもやま話:タミヤさんのユーノスロードスター
超お久しぶりの寸評。
えーっと……最後の記事が去年の3月、ほぼ丸々1年経ってるんですよね。
若干書き方も忘れてるような感じでまずは肩慣らしということで、さして珍しくもない入手の安易なキットからご紹介してみようかなと……(;^ω^)
今回はタミヤさんのNA6CEロードスター。
歴代ロードスターの中で唯一ユーノスの名を掲げるモデルでもあります。
軽量オープン2シーターのパッケージングとして後に他社にも大きな影響を与えたエポックメーキングなモデル。
タミヤさんではこの他にバリエ展開で輸出仕様のミアータがあり、アメプラのレベルさんにも同じくミアータとしてキットが存在しています。
レベルさんの方はエンジン再現の精密キット、タミヤさんの方はエンジンレスで逆にパーツ点数少なめに抑えた1989年~92年くらいによく見られた構成ですね( ・ω・)
ちなみにロードスターは歴代全てがプラモデル化され、タミヤ→アオシマ→フジミと順に巡って2017年現在現行モデルの4代目ND5RCはタミヤへと回帰。
こちらも同じようにエンジンレスのスタンダードな構成となってます。
NDロドも後々入手したらまたレビューしますよー。
思えばタミヤさんって80年代のモーターライズ構成からエンジンレスのディスプレイ専用モデルへと移り変わり、エンジン付きのフルキットとなった後はエンスージアストな車種はフルモデル、それ以外はこのエンジンレスな構成と棲み分けるような感じでリリースされてるなーと。
1/24スケールのシリーズが1つしかないってのもあるんでしょうけど、近年だと値段も上がってるのでバランス的にはこういう感じが最適解なのかなとも思ったり。
正直もうちょっと簡素側に寄ってくれても全然OKなんですけどね(;^ω^)
ボディのフォルムはこんな感じ。
キットでは幌オープンとハードトップ装着の選択式。
ハードトップ取っ払いも考えれば3種選択になるのかな……。
リトラクタブルヘッドライトは閉じたまんまの再現。
裏に切り取りのガイドもインナーパーツも無し。
状態としてはちゃんと金型管理されてると思うので、特に問題は無さそう。
ただ発売以来ずーっとカタログ落ちせずシリーズラインアップにあるので、経験則から同社S13シルビアとかの例もあってこればかりは作ってみないと分からないところ。
パッと見でヤバそうなところも無く、ちゃんと形にはなるでしょうww
寸法の方は1/24縮尺で全幅は+1.0㎜、ホイールベースは問題無し。
全長が-2.0㎜とちょいとデフォルメ気味。
フロントのナンバーを付けると厚みでちょっと伸びるのかな。
全体的な曲面も抑揚強めで、丸っこい小ささを強調するような印象になってますね。
各パーツを見ていきましょう( ・ω・)
足回りや駆動系はパーツがかなり少なめながらも別パーツ化され絶妙な構成。
車高を落とす加工をしても比較簡単に済みそうです。
まーそんなに大きいホイール入れないからね。
シャーシもリアルに仕上がるようにセンタートンネル周りやエンジン裏のモールドは深くクッキリ造型されてます。
こちらは内装と足回りの各パーツ。
というかこのランナーで全パーツの7割を占めるっていうね。
内装パーツには肌理の細かいシボ加工が施されていて、樹脂っぽさ(いやまぁコレも樹脂なんですけど)が良い感じに表現されてます。
恒例のダッシュボードのモールドチェック。
デカールはメーターパネルのみですが、必要にして十分。
実車もシンプルな造りですからババーッと塗装するだけでも大丈夫ですし、センターコンソールのモールドもそれ位で問題無い深さです。
格納した幌のパーツ。
柔らかい感じもちゃーんと出てて、指示通りにセミグロスブラックに塗装すればこちらも問題無さそうです。
バスタブ内装。
ドア内張りのモールドが浅めですが、ここら辺は金型の抜きの関係で一体だと限界のあるところ。
まぁでもちゃんと塗装すればそんなには気にならないと思いますよ。
ホイールはツヤ抑えめのメッキが施されていて、サイズは約13インチ。
実車純正が14インチなので、軽量感というかボディサイズ小さめな足回りのプアっぽい印象を狙ってインチダウン……というところでしょうか。
タイヤのサイドウォールには「DUNLOP SP SPORT D89」の刻印。
ハードトップはクリアパーツで用意され、また運転席・助手席のサイドガラスは開閉選択として切り取り用ガイドが入ってます。
あとちょっと気になるのがポジションランプ兼ウインカーのレンズ裏に取り付け用ピンがあるところ。
制作時にピンを切り取る……にしてもピン跡がレンズに残っちゃうんで、処理をどうしようか悩むところっすな( ´・ω・)
そして最後に説明書とデカール。
以上で全パーツです。
全体的にかなりパーツは少なめで、それでいて完成後には十分精密感が出るよう効果的に構成されていますので、初心者さんが作るのにも向いてるキットだと思いますし、何よりそんなに難しいことを考えずにサクッと作れそうな印象なのが良さげ。
お値段も定価1800円台と、2000円~3000円するのがザラになった昨今では気兼ねなく作れるのもポイントかもしれませんね。
私も敬意を表してシンプルにキットの感じを生かして作りたいなーと。
同社4代目が話題になる中、あえてこちらでその素性とコンセプトを味わい、また後々に系譜を辿っていく……なんてことも面白いかなーと思うわけでありますです。
ホビーサーチ タミヤ ユーノス ロードスター
ホビーサーチ Revell '92 マツダ MX-5 ミアータ
※制作記まとめはこちら→ タミヤNA6CEユーノスロードスター制作記
※完成品はこちら→ 完成品:NA6CE ユーノスロードスター
若干書き方も忘れてるような感じでまずは肩慣らしということで、さして珍しくもない入手の安易なキットからご紹介してみようかなと……(;^ω^)
今回はタミヤさんのNA6CEロードスター。
歴代ロードスターの中で唯一ユーノスの名を掲げるモデルでもあります。
軽量オープン2シーターのパッケージングとして後に他社にも大きな影響を与えたエポックメーキングなモデル。
タミヤさんではこの他にバリエ展開で輸出仕様のミアータがあり、アメプラのレベルさんにも同じくミアータとしてキットが存在しています。
レベルさんの方はエンジン再現の精密キット、タミヤさんの方はエンジンレスで逆にパーツ点数少なめに抑えた1989年~92年くらいによく見られた構成ですね( ・ω・)
ちなみにロードスターは歴代全てがプラモデル化され、タミヤ→アオシマ→フジミと順に巡って2017年現在現行モデルの4代目ND5RCはタミヤへと回帰。
こちらも同じようにエンジンレスのスタンダードな構成となってます。
NDロドも後々入手したらまたレビューしますよー。
思えばタミヤさんって80年代のモーターライズ構成からエンジンレスのディスプレイ専用モデルへと移り変わり、エンジン付きのフルキットとなった後はエンスージアストな車種はフルモデル、それ以外はこのエンジンレスな構成と棲み分けるような感じでリリースされてるなーと。
1/24スケールのシリーズが1つしかないってのもあるんでしょうけど、近年だと値段も上がってるのでバランス的にはこういう感じが最適解なのかなとも思ったり。
正直もうちょっと簡素側に寄ってくれても全然OKなんですけどね(;^ω^)
ボディのフォルムはこんな感じ。
キットでは幌オープンとハードトップ装着の選択式。
ハードトップ取っ払いも考えれば3種選択になるのかな……。
リトラクタブルヘッドライトは閉じたまんまの再現。
裏に切り取りのガイドもインナーパーツも無し。
状態としてはちゃんと金型管理されてると思うので、特に問題は無さそう。
ただ発売以来ずーっとカタログ落ちせずシリーズラインアップにあるので、経験則から同社S13シルビアとかの例もあってこればかりは作ってみないと分からないところ。
パッと見でヤバそうなところも無く、ちゃんと形にはなるでしょうww
寸法の方は1/24縮尺で全幅は+1.0㎜、ホイールベースは問題無し。
全長が-2.0㎜とちょいとデフォルメ気味。
フロントのナンバーを付けると厚みでちょっと伸びるのかな。
全体的な曲面も抑揚強めで、丸っこい小ささを強調するような印象になってますね。
各パーツを見ていきましょう( ・ω・)
足回りや駆動系はパーツがかなり少なめながらも別パーツ化され絶妙な構成。
車高を落とす加工をしても比較簡単に済みそうです。
まーそんなに大きいホイール入れないからね。
シャーシもリアルに仕上がるようにセンタートンネル周りやエンジン裏のモールドは深くクッキリ造型されてます。
こちらは内装と足回りの各パーツ。
というかこのランナーで全パーツの7割を占めるっていうね。
内装パーツには肌理の細かいシボ加工が施されていて、樹脂っぽさ(いやまぁコレも樹脂なんですけど)が良い感じに表現されてます。
恒例のダッシュボードのモールドチェック。
デカールはメーターパネルのみですが、必要にして十分。
実車もシンプルな造りですからババーッと塗装するだけでも大丈夫ですし、センターコンソールのモールドもそれ位で問題無い深さです。
格納した幌のパーツ。
柔らかい感じもちゃーんと出てて、指示通りにセミグロスブラックに塗装すればこちらも問題無さそうです。
バスタブ内装。
ドア内張りのモールドが浅めですが、ここら辺は金型の抜きの関係で一体だと限界のあるところ。
まぁでもちゃんと塗装すればそんなには気にならないと思いますよ。
ホイールはツヤ抑えめのメッキが施されていて、サイズは約13インチ。
実車純正が14インチなので、軽量感というかボディサイズ小さめな足回りのプアっぽい印象を狙ってインチダウン……というところでしょうか。
タイヤのサイドウォールには「DUNLOP SP SPORT D89」の刻印。
ハードトップはクリアパーツで用意され、また運転席・助手席のサイドガラスは開閉選択として切り取り用ガイドが入ってます。
あとちょっと気になるのがポジションランプ兼ウインカーのレンズ裏に取り付け用ピンがあるところ。
制作時にピンを切り取る……にしてもピン跡がレンズに残っちゃうんで、処理をどうしようか悩むところっすな( ´・ω・)
そして最後に説明書とデカール。
以上で全パーツです。
全体的にかなりパーツは少なめで、それでいて完成後には十分精密感が出るよう効果的に構成されていますので、初心者さんが作るのにも向いてるキットだと思いますし、何よりそんなに難しいことを考えずにサクッと作れそうな印象なのが良さげ。
お値段も定価1800円台と、2000円~3000円するのがザラになった昨今では気兼ねなく作れるのもポイントかもしれませんね。
私も敬意を表してシンプルにキットの感じを生かして作りたいなーと。
同社4代目が話題になる中、あえてこちらでその素性とコンセプトを味わい、また後々に系譜を辿っていく……なんてことも面白いかなーと思うわけでありますです。
ホビーサーチ タミヤ ユーノス ロードスター
ホビーサーチ Revell '92 マツダ MX-5 ミアータ
※制作記まとめはこちら→ タミヤNA6CEユーノスロードスター制作記
※完成品はこちら→ 完成品:NA6CE ユーノスロードスター
ユーノスロードスターというとちょうどこのNA6に父親が乗っていて、免許取得後の練習に借りてた思い出があります(未だ現役)
必要最低限のパーツで取説通りに組んでキレイにまとまるタミヤスタンダードで非常にとっつきやすそうなキットですな
あんまりドリ車というイメージのないNAロードスターをさんさんろくさんがどういじるのか楽しみにしています