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購入キットよもやま話:アオシマさんのK-BREAK GRS182クラウン

Category: 購入キットよもやま話 > (株)青島文化教材社  Tags: キットレビュー  (アオシマ)  
アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー1


箱絵どストライク。 
今回はアオシマさんの極シリーズGRS182クラウン、K-BREAKエアロキットをご紹介。

アオシマさんの18#系クラウンはアスリート・ロイヤルサルーン・マジェスタの3種が存在し、ボディはアスリート・ロイヤルサルーンが同一、マジェスタは別に金型が用意されています。
実車2年後のマイナーチェンジに倣ってそれぞれ後期グリルパーツの追加によって後期バージョンキットがリリース。
後期のグリルはキットによってランナーの湯止めで分けられているので、過去3種全ての前期・後期がパッケージング分けされて発売されていました。

2017年現在ではノーマル仕様がシリーズ再編により絶版となっていますが、それより先駆けてK-BREAK仕様がザ・チューンドカーシリーズ№36として発売されたのは単に今回ご紹介する極シリーズでの発売がシリーズ再編に近かった為、継続販売できるようにと配慮した形だと思われます。
恐らく後々にはノーマル前期・後期もザ・モデルカーシリーズでのコンパチキットとしてリリースされるんじゃないかなーとは予想してるんですけどね( 'ω')

ちなみに今回の極シリーズ版とザ・チューンドカーシリーズ版の違いは窓枠マスキングシールが新たに追加されている点。
極版もまだまだ在庫分があるので入手は容易ですし、新シリーズの方は窓枠マスキングシールが追加になってもお値段は据え置きなので、ザ・チューンドカー版の方がお得かもです。
自分はタイミングの関係で極版の入手となりましたが、こっちの黒背景パッケージの方が実は好みっす。

あ、あと極シリーズではこのキットの他にデカール内容・成型色・ホイールが異なるVer.2も存在していましたが、そちらは絶版。
寧ろVer.2の方が売れてたみたいで、早々に売り切れてましたけどね(;^ω^)


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー2

アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー3


キットのベース車両はGRS182アスリート前期。

18#系クラウンの初版が2005年ぐらいだったと思うので金型設計も比較的新しめ。
パーティングラインも出来るだけ目立たないところに入っていて金型の荒れなんかも見当たらないので、近年のアオシマスタンダードな感じで作りやすそうな印象を受けます。
過去には塗装済みのパトカーキットなんかもありましたからね。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー4


外装パーツから見ていきましょう。
キットの目玉となる別体の新規前後バンパー。

複雑な細部も再現されてて、パッキパキに綺麗に成型されてます。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー5


個別に細部を見ていくとこんな感じ。

5連LEDのモールドやエッジもきっちり出てますし、サイドのダクトもちゃーんと抜けてます。
スライド金型だと思うんですけど、にしてもよくこれ抜けたな…ww

よーく実物を見るとフロント一番下のダクトの両端にうっすらとパーティングラインが入っているので、制作の際には処理をお忘れなく。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー6


こちらもサイドのスリットとダクトがちゃんと開口されてます。
スリット上方向への延長線にパーティングラインがあるので、こっちも処理をお忘れなく。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー7


ちなみにボディとの合いはこういう状態。
画像のフロントは特に問題ないものの、撮影後に前後バンパーを切り出して仮組みしてみると、リアは幅が開いちゃってましたねぇ…(;´・ω・)

個体差もありますので中々難しいところですが、まぁここら辺は制作者の方でちゃんと調整しましょーって事ですわな。

なおボディ寸法に関してはフロントバンパーが結構延長されてますので全長は不明ながら、ホイールベースは+1.5㎜、全幅は+2.0㎜の誤差があります。
それでも全長含めて感覚的に致命的な破綻は無さそうですから、とりあえずは大丈夫そうかなーってレベルっすね。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー8


サイドステップとグリルもK-BREAKのもの。
リア側ダクトもグリルも繊細に開口されてます。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー9


シャーシは同社UCF3#系セルシオの流用。
最初はセルシオ専用品だったにもかかわらず、今ではゼロクラ含め以降の歴代クラウンやセンチュリーにも使われまくってる準汎用と化したシャーシ。

18#系クラウンとの1/24換算で約3.0㎜の差は一体何処で調整してるんだと疑問は残りますが、まぁ何か上手いこと辻褄を合わせてるんでしょう…ww
先程のホイールベース数値がやや伸びてるのも恐らくこの影響でしょうし、いずれにせよ組む際にはホイールのアーチとのセンター合わせ調整が必要かもしれませんね(´・ω・)

前側のシャーシダボをかなりセンター寄りに接着する指示が説明書にありまして、多分リア側で合わせてインナーフェンダー分で辻褄を合わせてんのかなーとか思いつつも、前後メンバー自体の位置はセルシオと変わらないのでやっぱり一体どうなってんの?っていうね。
まぁ組んだ時に分かるでしょうし、そこら辺の調整くらいはモデラー側でも出来るんで、何よりボディの破綻がそれ程無いっていうのがこれ幸いかなと。



アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー10


んで、この足回りがバネを仕込んでネジで締め込むようになってて、その締め込み量でキャンバー量と車高を調整するようなギミック構成となってる訳ですが、まぁ評判の悪いことwwwww
アーム自体の長さを変えられるようにはなっていないので、車高を下げると中心に引っ張られるわトー角は付きまくるわで正直碌に狙ったジオメトリーにならないんですよねーコレ。

私が以前過去に組んだUCF31セルシオは初版から1年が経過したロットで、まだこの頃は更にバネが柔らかく自重で沈んじゃうとかいう状態だったのが、その後発売されたセンチュリー初版で硬いものに変更されたとの話も聞きますが、近年の完成見本でも相変わらずアライメントはガッチャガチャな状態だったりするのでお察しレベル。
メーカーさん側も把握はしているようで、対策としてこの極シリーズのモードパルファム18#クラウンからバネを使わないでも組めるパーツを新規に投入。
今回のK-BREAKキットもそれらを併せて、バネを使う車高調整・固定パーツを使う極用車高のどちらでも組める選択式となっています。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー11


これがそのランナー。

ブレーキパーツも新規に入り、トレッド幅がより攻められるようになってます。
スリットのモールドも凄くカッコいいんだなコレが( ´ω`)
出来れば今後はUCF3#系セルシオシャーシ流用キット全てにこのランナーを入れておいてもらいたいのですが…ww


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー12


こちらのランナーもUCF3#系セルシオからの流用。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー13


バネを仕込んで車高調整の方を選択した時はこっちの元々あったブレンボブレーキを使うようになってます。
つまりどっちかが余剰パーツとなるのがありがたやー。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー14


ホイールは同じくK-BREAKのLEVEL OVER DELTA X(19インチ)。
タイヤは極タイヤ。

バネは触ってみると改良前と比べてやっぱり幾分硬くなってるっぽい。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー15


内装はドア内張り別体のアオシマスタンダードな形。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー16


こっちはフロントシートとダッシュボード関係のランナー。
この2つのランナーは前期・後期のアスリートとロイヤルサルーンで共通となり、マジェスタは全く別の内装ランナーが用意されています。

シートには革張りっぽく皺のモールドが入っていますね( ・ω・)


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー17


ダッシュボードのスイッチ類もかなり細かくモールドされていて、塗装してあげるとパリッと良い感じになりそうですわ。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー18


ランナーが多いのでパーツ紹介が前後しちゃって申し訳ない。

マフラー関係とドアミラーのランナーですが、使うのはミラーとナンバーの2つのみ。
マフラーは別に用意されてるので純正のこちらは不要部品扱い。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー19


前後ハウジングとグリル等のメッキランナー。
テールランプハウジングとグリルからアスリートと判別できますね。

ヘッドライトハウジング・グリルは別パーツが用意されててこちらもキットでは不要部品となっていますが、好みでこっちも選択できるようにはなってます。
グリルの王冠デカールも一応金銀2種類あるんですよ。

ちなみにロイヤルサルーンのグリルとテールランプハウジングは更に右側に位置しており、画像ランナー真ん中の上下にあるポッチから左右に切り替えて湯止めする事で対応されています。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー20


こちらが今キットで使用するヘッドライトハウジングとマフラー。
ヘッドライトは純正とは全く違った印象のシュッとした目力のある造型。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー21


惜しいのがメッキが回りきってないのか裏と表で質感に違いが出ちゃってて、しかもマフラーエンドカッターが裏側の方に来ちゃってるんですよねー…。
よくよく見るとメッキもやや荒れがあったりで、何で逆にレイアウトしなかったのかと…ww


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー22


クリアパーツは特に問題無し。
純正だとフロントバンパーフォグのパーツが左側上に枠として付いていて、今キットではそれが省かれていますね。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー23


あとは追加分としてヘッドライトのイカリング用と実車ではZ34流用のバックフォグパーツ。
タミヤZ34と比べるとタミヤパーツの方が一回り大きいのな。

フロントバンパーダクトに貼り付けるナイロンメッシュも付属しています。


アオシマ K-BREAK GRS182クラウン レビュー24


そして最後にデカールと説明書。

バンパーのエッジ箇所塗り分けもデカールが用意されてますが、作業的にはマスキングしてガンメタに塗装した方が楽そうっすな…ww
説明書には指示の無いおまけステッカーもいくつかありますねー。


…という感じで、以上で全パーツ。

キットとしてはここ15年くらいのアオシマさんでスタンダードな構成で、それにエアロやホイール等の近年パーツを新たに盛り込んだ内容。
何よりゼロクラの1/24プラモはアオシマさんが唯一ですし、バネ足回りも対策パーツで選択式となっているので、恐らくある程度台数を作っている方なら特に問題も無く組める感じだと思われます。

近年VIPの複雑な面構成のエッジからダクトを多用する傾向は人によってはかなり好みがはっきりと分かれるところですが、パーツや色の組み合わせ方ではスポーティーな感じも出せると私個人としては考えてますし、VIP黎明期から時節の流行を取り入れていたアオシマさんとしてはやっぱり押さえておくスタイルな訳で、こういうのをモデラー側の加工でやろうとするとめっちゃ神経を使う割にはあまり綺麗に出来ない作業ってのを考慮すると、ありがてぇありがてぇ( ˘ω˘)って思うのですよ。

ヘンテコドリ車モデラーな私としては相変わらずベースとして各部パーツを変更する感じで組んでみたいなーと考えてるんですが、とにかくパッケージがカッコ良すぎて四の五の考えずに眺めてばっかで満足しちゃってるのが現状っす…ww
黒背景に弱いのですよ私。

キット素組みでデモカー仕様を再現するも良し、ベースにしてオリジナリティを加えるも良し、はたまたエアロを他車種に流用するための部品取りとしても良し。
皆様も手に取っては如何でしょうか。

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さんさんろく

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変態ドリ車好きのへなちょこアマチュアカーモデラー。
インスピレーションのままに、好き勝手に作っております。


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