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自由気ままに作った1/24カーモデルの資料とまとめ

完成品:JZX81 クレスタ

Category: 完成品 > アオシマ  Tags: 完成品  トヨタ  アオシマ  
アオシマ JZX81 クレスタ 1


「私の場合、クレスタでなければならない。」 
今回制作しましたのは、アオシマさんから発売されていたザ・ベストカーGTシリーズ№50"JZX81 クレスタ スーパールーセントG"でございます。

実車は1988年に発売され、1990年8月にマークⅡ・チェイサーと同時にマイナーチェンジとなり後期が発売。
後継モデルから最後のJZX110系まで搭載され名機と謳われた1JZ-GTEが初めて登場となったのもこのマイチェン時であり、同時期にJZA70スープラにも搭載されました。

時はバブル真っ只中。
初代日産シーマから口火が切られた排気量とパワー競争は他社他車種にも影響を及ぼし始め、そんなクルマがポンポン飛ぶように売れてた時代。
元々のシャーシ設計が前期1Gエンジンの200psぐらいのパワー想定だったところに、「とりあえずパワー上げとこか( ^ω^)」みたいなノリでヤマハに依頼した2.5L・280ps近いエンジンをポーンと載っけちゃったもんだから、基本コンセプトがおっさんセダンなのにパワーがやたらある、シャーシがパワーに負けてちょっと怖いクルマになっちゃったんですよね…ww
その影響かちょっと無茶な走りをするとリアメンバーが強度不足で割れるのは有名な話。
次代のJZX90系でシャーシと共に大幅に補強されたのでした( ˘ω˘)


そしてあれだけ売れた実車も近年では個体数をめっきり減らして、ノーマルはおろかドリ車としても大分お目にかかる機会も減ってきたJZX81系。
実は実車が欲しかった時期が数年前にありましてちょこっと探したんですけども、後期2.5GTツインターボってマジでタマ数少なくて諦めちゃったんですよね…ww

MTの設定がなく、マニュアル化するにはJZA70スープラからミッションを移植しなければならないのもあってか昔から81系のドリ車はやや少数派だったような…。
D1関係だと印象に残っているのが初年度から参戦していた手塚さんのマークⅡ、田中一弘さんのラフワールド時代の顔面グッチャグチャのチェイサー、金久保さんのマークⅡぐらいですかね。
勿論それ以外の方でも乗ってる(乗ってた)方は多いので、少数派と言うには想定外マシーン系に乗ってらっしゃる方々には(パーツも多いし)失礼かもですけど、S13系の超定番車とは対極にある、また後継90・100・110系ともまた異なる、良い意味で一癖も二癖もあるような個性のある方々が、大柄なボディを踏んでガバッと大きなモーションで横に向けてくる、ちょっとヤン車っぽいところも合わせて独特のカッコ良さがある、私にとっては印象深いクルマなんですよね。


アオシマ JZX81 クレスタ 2


結果としてマークⅡ・チェイサーを含めて歴代で一番売れたモデルとなったのですが、最近ではネオクラシックに片足突っ込んでるようなこのクルマ。
1/24プラモデル化されたのは実車発売とほぼ同時期、フジミさんとアオシマさんからリリースされました。
どちらもマークⅡと共に初期は前期で販売され、実車マイチェン時にアオシママークⅡ以外が後期型へと金型が改修。
以降金型が弄られたものは絶版となっています。

2018年現在、81クレスタのプラモとして入手しやすいのはフジミさんの後期2.5GTツインターボ版。

ホビーサーチ  フジミ トヨタ クレスタ 2.5GT ツインターボ

Amazon.co.jp フジミ模型 1/24 インチアップシリーズ No.122 トヨタ クレスタ 2.5GT ツインターボ



そもそもアオシマさんの方は後期に金型改修された後に、今キットを除いて最後に販売されていたのがニュートレンドシリーズでのラインアップでかなり前の事。
それから長らく絶版となり、ようやくザ・ベストカーGTシリーズで再販されたのも2010年。
この再販を待ち焦がれていたモデラーも多く、瞬く間に売れて現在では店頭在庫では見かけることもほぼ無しのレアキットと化し始めていますので、現行シリーズでの再販が待たれるところ


■2018/6/23追記

ザ・モデルカーシリーズで再販。
これで暫くは安定供給となりそうです。

ホビーサーチ  アオシマ トヨタ JZX81 クレスタ 2.5 スーパールーセントG '90

Amazon.co.jp 青島文化教材社 1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.81 トヨタ JZX81 クレスタ 2.5 スーパールーセントG 1990



元々アオシマキットの方は前期からキット数が少なく、後期に改修されてからも間もなく絶版となってしまっているので、全体的な市場流通数が他のキットと比べて少なめなんですよね(;´・ω・)

そういえばプラモに関しては、何故かチェイサーだけは何処からも過去に発売されておらず、特に直前の71系までびっちりラインアップしてたフジミさんが当時から触手を伸ばさなかったのは意外っす。
旧車の30/40系まで立ち還り近年新規開発したフジミさんには是非とも81チェイサーのリリースを望みが少ないのは重々承知で首を長くして待っている次第。
ボディ周りとレンズ類のクリアパーツのみでも十分OKなんすけどねぇ…。
勿論アオシマさんにも期待しておりますww



アオシマ JZX81 クレスタ 3


私もプラモを趣味として始めて約25年が経ち、純朴な少年からきったないオッサンになってしまった間でもこのアオシマ81クレスタは何故かお目にかかる事の無かった代物の一つ。
再販を待ち焦がれていたモデラーの一人であり、手に入れた際には何とも感慨深い思いが込み上げてきたものです(大袈裟)

その間81クレスタといえば否応無しにフジミ版を組み立てていたわけですが、あちらは前後シャフト式。
ボディはアオシマ版と比べるとやや丸っこい印象で、過去にはナンバープレートデカールが透明文字抜き+台座がクリア成型で字光式を再現できるようになっていたのも特徴的。

んで、中学生当時にフロントガラス以外フルスモ・テールランプもフルスモ・同社ポルシェ仕様のOZホイール・イエローのボディカラーで作製しまして、その時あまりにもバチッと決まったもんだから「俺はもしかしたら天才なんじゃないか…」とか中二的にバカなことを考えながらも、扱いが荒いもんだからその後あっけなくジャンク化して廃車。
その後アオシマさんにも81クレスタが存在する事を知るのですが絶版プレ値の入手困難、フジミさんの方も一時的に絶版状態となっていて、時は過ぎようやく2010年に入手。
何だかんだで積んで温めながらも、今なら昔作った雰囲気を更にカッコよく出来るんじゃないかってーことで、今回制作した81クレスタ×シルバーホイール×イエローボディの組み合わせは個人的に超思い入れのあるリベンジなのですよ。

なので、今回のはバリバリの今時な感じというよりは一昔前の雰囲気を出しつつ各パーツを現在のもので上手く合わせていく感じで完成。
というか寧ろこういう感じでしか作れないんだな。
…このくらいの年代のクルマはやっぱり2000年代の弄り方が一番似合うなと個人的に非常に思うのでありますよ。

ちなみにキットの方は後期1JZ-GE搭載のスーパールーセントがベース。
ターボの2.5GTツインターボを作るのならデカールとかの関係でフジミさんの現行のを作る方が適切なんですが、何といってもこちらはステアが出来るのが強み。
ドリ車として制作するうえでグレードバッジとかは特に取り付けない派なので、さして問題は無ぇです( ˘ω˘)

先に挙げたように生産数自体が少なかった為か、ボディの状態は非常に良好で、シャーシもモーターライズ時代の流用準汎用シャーシではありますが、これも幸いにサクサク作りやすくて、ノーマルとして仕上げても非常にストレスなく組める良いキットだなと感じました。

あとは一応今作ではフェンダーを叩き出し、トレッドをやや広げている状態を考慮して、フロントのスクラブ半径縮小を狙ってジオメトリーを変更し、旨味であるステア機構を違和感なく実車らしくすることが出来たかなと。
加えてテールランプの処理もちょこっと小技を加えて実車っぽくなるようにアレンジ。
ここら辺に手を加えることでより素性の良さを引き出せるんじゃないかなーと思います( ・ω・)


アオシマ JZX81 クレスタ 4


ボディカラーはMr.カラーC113 RLM04イエロー。
クリアーはいつもの水性ホビーカラーH30です。

ホビーサーチ  GSIクレオス 113 RLM04 イエロー

Amazon.co.jp Mr.カラー C113 RLM04イエロー



主な改造点は
◆ BN Sports風3点エアロ・ボンネットダクト・前置きインタークーラー・前後フェンダー叩き出し・マフラー・ステッカー・ロールケージ・リアシート取っ払いドンガラ化・フルバケットシートを自作
◆ ジャンクパーツを用いてMT化。
◆ フロントの足回りジオメトリーを変更
◆ ホイール・タイヤは同社RAYS グラムライツ 57エクストリーム(18インチ)と引っ張りタイヤへと変更
◆ ブレーキパーツを同社ランエボⅩ余剰パーツから流用

ホビーサーチ  アオシマ グラムライツ 57エクストリーム



フロントバンパーは裏側にシャーシマウントがある箇所のみを残して、モールより下部を切除。
キットに付属していたオートピスタ風バンパーをベースとして、各種プラ材・エポキシパテ、更にサイドのダクトとしてフジミ120系クラウン改造用パーツのフェンダーダクトを上下左右反転して用いて作り上げました。

ドアミラーは同社ドリフトパーツセットから。
Aピラー側を削り込んでちょっとシュッとさせてます。

シートはタミヤユーノスロードスターの純正を芯にして、ベルトホール開口・エポキシパテで整形です。


アオシマ JZX81 クレスタ 5


久しぶりのトヨタ4ドアセダンの制作、しかも元々トヨタ4ドアと日産2ドアは昔っから苦手意識があって少し手間取るかなーと考えてましたけど、キットの素性の良さ、更にこういうちょい昔なスタイルで意外とサクサク進んだかなと。

苦手だと思っていたバイアスも長年の制作感覚で大分克服できてるのかな…( ´ω`)


◆ おまけ

同社81マークⅡとの2ショット。


アオシマ JZX81 クレスタ マークⅡ 1

アオシマ JZX81 クレスタ マークⅡ 2


邪道と異端。
約12年のブランクを経て。


※制作記まとめはこちら→ アオシマJZX81クレスタ制作記
※キットレビューはこちら→ 購入キットよもやま話:アオシマさんのJZX81クレスタ
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テーマ : 模型・プラモデル    ジャンル : 趣味・実用

Comments

完成おめでとう御座います 
JZX81クレスタ、完成おめでとう御座います。
製作開始から拝見させて頂いておりましたが、やはり81系三兄弟、渋いですね。
町中の何処を見てもこの三兄弟が走っていましたが、最近は、殆ど見ることが無くなりましたね。
フロントのジオメトリー変更は、流石です!
参考にさせて頂きます。
 
>BLADE 様

ありがとうございますー。

この造形の渋さが純正色も派手系カラーも似合う数少ないクルマだなーって思います。
81系だけじゃなくもう次代の90系ですら大分見なくなってきてますからね。
ましてや81後期JZ系は相当数居なくなってるんじゃないかと…(;´・ω・)

ジオメトリー変更、制作は結構面倒なんですけど完成時のステアした時の見栄えがグッと良くなるので、特に昔の汎用シャーシなんかには非常に効果的な工作だと思います。

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さんさんろく

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変態ドリ車好きのへなちょこアマチュアカーモデラー。
インスピレーションのままに、好き勝手に作っております。


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