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自由気ままに作った1/24カーモデルの資料とまとめ

購入キットよもやま話:タミヤさんのZ16A GTO

Category: 購入キットよもやま話 > (株)タミヤ  Tags: キットレビュー  (タミヤ)  
タミヤGTO レビュー1


神のGTO。 
今回のキットレビューはタミヤさんの三菱GTOをサクッとご紹介。

実車は1990年10月にスタリオンの後継として発売された、北米市場を強く意識したグランドツーリングカー。
トータル10年半の販売期間の内に4度の外装仕様変更を行い、大別すると前期・中期・後期・最終型に(又は前期→中期の前期→中期の後期→後期という呼び方にも)分けられます。

タミヤさんのGTOは実車発売翌年の1991年にキット化されており、ヘッドライトがプロジェクター4灯へと変更されて中期型になる93年より前の、更には前期内でも最初のマイチェンが入る92年より前のリリースとなるので、Z16A前期型のごく初期型がモデルベースとなっています。
1/24スケールプラモとしてはこのタミヤさんのが唯一で、1/20スケールでは米国リンドバーグ社が北米仕様の前期3000GTを、1/25スケールでは兄弟車のダッジステルスがAMT社から過去にリリースされています。

91年の発売以降は長らくシリーズにラインアップされていましたが、2000年代に入り一度棚落ちして生産休止。
2015年頃に値上げして再ラインアップされてからは2019年現在でも現行品扱いとなっています。

手持ちの今キットも2017年に購入した再販版。
国内市場では結果的にあまり人気が出なかったクルマのためか、生産休止だった頃でも某オークションにおいて特にプレ値になることもなく安定した価格で推移しておりました。
というか一時期棚落ちしてたのを今回これを書いてる時に知るくらいの地味な存在。
そーいえば当時暫く見掛けないなーなんて思ってたんですよww



タミヤGTO レビュー2

タミヤGTO レビュー3


まずはボディから。
成型色はレッド。

前後バンパーやヘッドライト関連も全てボディ一体成型としたために中期以降の顔面変更には対応できず。
金型年次としてはそんなに新しい部類ではないものの、パーティングラインは前後バンパー以外は目立ちにくいところに入っており、その他特に痛みやズレ等も無く、金型は定期的にメンテされているようですね。

各基本寸法は1/24換算で全長-1.5㎜、全幅+3.5㎜、ホイールベース適正と、コークボトルラインを強調するようにデフォルメが加えられています。
全幅のプラス数値はリアフェンダーが顕著ですね。


タミヤGTO レビュー4


シャーシは専用品でエンジン下部が一緒にモールドされている、所謂エンジン再現レスのディスプレイモデルタイプ。
駆動系やマフラー等はペラシャの一部を除いて全て別パーツ化。


タミヤGTO レビュー5


ダッシュボードとシート近影。

インパネのモールドがちょっと薄いかなーって思ったりもしましたけど、かなり細かいところまで入っているのであとは塗装次第って感じですかね。


タミヤGTO レビュー6


(裏側になっちゃってるけど)バスタブ内装と前後メンバーやら足回りやら。

ダッシュボードは右ハンドル・左ハンドル選択式。
アクティブエアロシステムのフロントスポイラーはアンダーカバーとメンバーとが一体になって成型。
完成状態ではほんのちょこっと下から顔を覗かせる程度っす。


タミヤGTO レビュー7


内装はこんな感じ。
金型の抜きの関係で省略されがちなドア内張りも、この程度のモールドならまだ許容範疇内じゃないでしょうか。


タミヤGTO レビュー8


恐らくリアスポイラーとドアミラーのためだけに赤成型にされてしまったであろうランナー。

とにかく全体のパーツ点数が少なめ。
最小限のパーツ数で出来るだけリアルに仕上がるように考慮された内容は、同社ユーノスロードスターS13シルビア180SX、R32スカイライン等にも同様にみられる、80年代後半辺りからのスポーツカーシリーズ基本設計理念の真骨頂ですな。


タミヤGTO レビュー9


クリアパーツランナー。

ちなみにフロントリトラクタブルライトは閉めた状態の再現のみなので、ヘッドライトインナーやクリアパーツは成型されていません。
ドア前のフェンダーウインカーもボディにモールドされ塗装再現となります。


タミヤGTO レビュー10


ホイールとタイヤ。

ホイールはピン式でサイズは16.5インチ。
92年マイチェン時の17インチ変更より前のモデルなので16インチとなり、ちょい大きめのデフォルメサイズ。
タミヤキットでは良くあることですな。

タイヤはショルダー部に"ADVAN HF 225/50ZR16"の刻印。
裏側には"HONDA R"の刻印もあり、確認したところ同社NSXのリア用と同じものですね( 'ω')


タミヤGTO レビュー11


最後に説明書とデカールで全パーツ。


正直クルマ的にもキット的にも特筆するところの無い、よく見慣れた至って凡庸なキットに思われるかもしれませんが、内容としても作りやすそう……というか、とても作りやすい良キットでございますよ( ´ω`)
何らかのミスやエラーでグワーッ!って爆発四散してる内容の方が実はネタ的に美味しいっていうのは否定できないざんす。

実は今迄の模型歴ではこのキットが3箱目。
今回は以前作った車両をレストアする目的で購入。
当時は今と比べるとズタズタな作り方でしたが、特に問題となるようなところも無くサクサクと組み上がる印象でした。

幸いにして1/24では唯一のキット化であり、実車のレース活動やチューニングがもうちょっと盛んであればバリエキットも出せたのになーっていう、現在ではややマイナーな存在のクルマですが、90年代前半のスポーツカー百花繚乱の時期に各社で生まれた強心臓と流麗なボディデザインの組み合わせは、このクルマにおいても遺憾なく発揮されております。

Z16A GTOといえば赤のボディカラーやN1耐久のメタリックグリーンのイメージが非常に強いですけど、車高短+派手系カラー+(実際には存在しないけど)袴エアロの2000年代の古き良きドリ車スタイルが意外とバチバチに似合う一台だったり。
発売当初はプアマンズ・フェラーリなんて揶揄されたけど、デザイン的にはまだまだポテンシャルを秘めているクルマだと思いますぞー。
ちなみに滾る銘文「アクセル踏むと走り出す、マジで。」のインターネッツ古典文学、神のGTOは初出が2001年だとさ。

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さんさんろく

Author:さんさんろく
変態ドリ車好きのへなちょこアマチュアカーモデラー。
インスピレーションのままに、好き勝手に作っております。



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